最近は様々な生物のゲノム解読が行われていますが、ノニ・Morinda citrifoliaと同じ属であるMorinda officinalisのゲノム解読がついに行われたようです。Morinda officinalisは中国では漢方薬として有名で、巴戟天、インディアンクワとも呼ばれているようです。論文はオープンアクセスのため、フリーで読めます。ノニとは異なり、主に根の方を加工して漢方薬として用いられています。
A high-quality genome assembly of Morinda officinalis, a famous native southern herb in the Lingnan region of southern China.Wang J, Xu S, Mei Y, Cai S, Gu Y, Sun M, Liang Z, Xiao Y, Zhang M, Yang S.Hortic Res. 2021 Jun 1;8(1):135. doi: 10.1038/s41438-021-00551-w.PMID: 34059651
ゲノム解読の結果、27,698個の遺伝子配列が見つかったこと、糖代謝に関連した遺伝子ファミリーが拡大していることが分かったとのことです。ノニでも様々な有用な多糖類が多く見られるため、興味深い結果です。今後ぜひノニ・Morinda citrifoliaのゲノム解読も進んで、近縁種との比較解析も行われてほしいと思います。
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